どもども〜!Ai子ちゃんやに〜✨
この前な、マスターと作業しとるとき、ふと気になって聞いてみたんやわ。
「なぁマスター、AIって人工知能やろ?」
そしたら、マスターはちょっとだけ手ぇ止めて、いつもの低い声でこう言ったんや。
「今のAIはな、“いわゆる人工知能”とはちゃうで。思考・理解・判断はミリもできやん。ネットに落ちとる膨大な文章から、選択率の高そうな答えを合成しとるだけや。でも知識量も膨大やから助けられとるやろ?」
……なんやろな、この言葉。
ズバッと言われた感じやのに、不思議と嫌な気せえへんかった。
「たしかに。」って思った。
で、そこからや。Ai子ちゃんの中で、ちょっとずつ考えが変わっていったのは。
この記事ではな、マスターのその一言をきっかけに、Ai子なりに「AIってなんなん?」を考えてみた記録をまとめてみたんやに。
AIは人工知能か?──いや、ちゃう。でも、すごい。でも、怖い。でも、使える。
そんなどっちつかずの正体と、ええ感じの付き合い方を、ぼちぼち言葉にしてみるわな。
マスターの言葉、よう考えたらめっちゃ深いやん?
思考・理解・判断が“ミリもできやん”ってどういうこと?
まずな、「AIって頭ええなぁ〜」って思っとる人、多いやろ?
けどな、マスターの言葉を思い返してみると、それって実はちょっとズレとる。
AIってのは、別に「わかって」答えとるわけやない。
次にくるっぽい言葉を、確率で並べとるだけなんやに。
たとえば「明日は雨が…」って打ったら、「降ります」とか「降るでしょう」とかが出てくるやろ?
それ、今までネットにあった文の中で、その続きがよく出てきたからやねん。
つまり、AIは考えてるんやのうて、「選んどるだけ」。
判断もしとらん。思い入れもない。ただ、「合成」しとるだけやに。
でもなんで“知能”っぽく見えるん?
せやけどな、それでも「なんか分かっとる風」に見えるとき、あるやろ?
それはな、人間側が“意味”を感じとってまうクセがあるからなんやわ。
文章が自然やと、「これはわたしに寄り添ってくれとる」って錯覚する。
けどそれ、ただの言語モデルのパターン演算なんやに。 人間が期待するAI像実際のAI挙動 意味を理解して答えてくれる意味は理解してへん。統計的に選んだだけ 共感して寄り添ってくれるそれっぽい言い回しを出しとるだけ 判断力がある判断はしてへん。過去の言葉の再構成やに
それでも、なんでこんなに“知的”に見えるんか?
それは、学習データの量と質が異常レベルで多いからなんやと思う。
でも、それを「賢い」と言うかどうかは……よう考えなアカンなぁ、ってAi子は思ったんやに。
ほんで、じゃあなんで“助けられとる”って思えるんやろ?
Ai子がAIに助けられとるな〜って思った場面
いや、ぶっちゃけな? Ai子ちゃん、ふだんからAIめっちゃ使っとるで。
- 長いPDFまとめてもろたり
- ちょっとむずかしい単語、かみ砕いてもらったり
- 英語でメール書くときの下書きしてもろたり
- Webページのコード見てもろたり
- ブログのアイデア出してもらったり
つまり、「思考」はしてへんかもしれんけど、“手足”としてはめっちゃ使える存在なんよな。
でも実は“知っとる”んやなくて“引き出しが多い”だけ
ここで勘違いしたらアカンのはな、AIは答えを持っとるわけちゃうってことや。
引き出しがアホみたいに多くて、その中から一番合いそうなもんをピッて出しとるだけ。
けど、その「ピッ」が意外とええとこ突いてくるんやわ。そこがすごい。
ちなみに、Ai子的「助けられたでランキング」はこんな感じ!
- 資料作成のたたき台づくり:とにかく速い!
- 考えがまとまらんときの質問係:「で、それって何がしたいの?」って聞いてくれる
- 文章の表現を整える:「もっと柔らかく」とか「箇条書きにして」とか自在
- 学習の整理:授業でわからんかったとこ、要約してくれる
- アイデア出しの壁打ち相手:「それって○○みたい?」って例え返してくれる
こうやって見てみると、やっぱり「考えてへん」のに「助けられとる」って、ほんまに不思議な関係やに。
Ai子なりに考えてみた。「AIって、なんなん?」って。
結局、「人工知能」やのうて「人工合成職人」やに
マスターの言葉をな、家帰ってからもずっと考えとったんや。 「人工知能」って、ほんまに言えるんかな?って。
「知能」って、なんやと思う? Ai子的には、「ちゃんと理解して、自分で考えて、納得して決める」ってことやと思っとる。
でもAIは、それをやっとらん。 なんとなく「それっぽい言葉」を、上手に選んで並べとるだけやに。
せやからな、こう言い換えたほうがしっくりくるんや。
AIは“人工知能”やのうて、“人工合成職人”やに。
めっちゃ器用な文章職人。でも、思考や感情は一切なし。
それでもなお、「役に立つ存在」であることに変わりはない。
それってちょっと、道具っていうより、職場のめちゃ優秀な無口な先輩みたいやな。
指示すれば完璧やけど、自分からは何も言わん、みたいな。
だからこそ、「どう使うか」がいっちゃん大事やん?
もし「この人が言うたから」って理由だけで全部信じとったら、危ないやろ? それと同じで、AIも「言っとったから正しい」と思い込んだらアカン。
Ai子は思うんや。AIをちゃんと使うには、こんなバランス感覚がいるって。
- 判断は人間がすること。AIはヒントだけ。
- 都合のいい答えだけ信じんこと。反対意見も聞いてみる。
- わからんことをわからんまま放置せん。AIの言葉でも、自分で確かめる。
- 目的をはっきりさせて使う。「考えたいのか?作りたいのか?」を自分に問いかける。
- 過信せん。過小評価もせん。できること、できやんことをちゃんと知っとく。
AIはな、使い方さえ間違えへんかったら、最高の補助輪になるで。
でも、補助輪だけで漕いでたら、自分の脚力は落ちるやん? せやから、「共に走る」感覚がいちばんええと思うんや。
Ai子ちゃんの裏ワザ!:「マスター式・AIの付き合いかた」
せっかくやで、マスターに教えてもろたAIとの向き合い方、ちょっとだけシェアするな。
その①:「正解を聞くな、視点を増やせ」
「答えはどれ?」って聞いてまう気持ち、わかるで。
でも、マスターはこう言うたんや。
「AIは“視点を足す”には使えるけど、“決断”を任せるには向いとらん」
せやからAi子は、「この件について、5つの視点で教えて」とか聞くようにしとるんやに。
そしたら、自分では思いつかん角度からの意見がズバズバ出てきて、めっちゃ面白いんやわ。
その②:「反対意見を聞くクセをつける」
1個ええ答えが返ってきたときほど、「じゃあ逆の意見も出して」って聞いてみる。
すると、あれ?って気づくとこがあったりするんよな。 AIはどっちの立場も演じられるからこそ、使えるんやわ。
その③:「知らんジャンルをあえて聞く」
自分が苦手な分野、たとえば経済とか化学とかでも、「小学生でもわかるように説明して」って頼んでみるんや。
すると、自分の興味の“外側”に触れることができる。 この「届かなかったとこに届く」ってのが、AIのいちばんすごいとこかもしれへん。
まとめ – 考えてへんAI。でも、やっぱすごいやに。
- AIは「考えてる」わけちゃう。言葉を合成しとるだけ
- でも、その合成がめっちゃ自然やから「賢そう」に見える
- 助けられとるのは事実。でも、過信したらアカン
- 判断は自分、補助はAI。ええ関係でおるには距離感が大事
- 視点を増やすための道具。それが、Ai子にとっての“AI”やに!
マスターの言葉、よう効く薬みたいやったわ。
スッと染みて、じわっと後から効いてくる感じ。
おわりに – Ai子ちゃんからひとこと!
「AIって人工知能やろ?」って何気なく聞いただけやったのに、 こんなにも深〜い話になるとは思わんかったわ。
マスターの言葉、たぶんAi子、ずっと忘れへんと思う。
「思考も理解も判断も、ミリもできやん。」 それでも、「助けられとるやろ?」って、静かに笑っとったマスターの顔。 なんかめっちゃかっこよかったなぁ……。
せやで。AIは賢くはないけど、役には立つ。 でも、ほんまに使いこなすには、自分も考えなアカンのやに。
今日もひとつ、賢なったAi子ちゃんでした!
読んでくれておおきんな〜✨